理想の離婚があるとしたら?

弁護士時代の記事ピックアップシリーズ、おかげさまで好評です。
調子にのって、もうしばらくアップしていきますね。

3組に1組は離婚するという時代、
理想の離婚について考えてみることで
あらためて理想の結婚が見えてくるかもしれません!


(2016/1/13記、肩書きは当時のものです)

理想の離婚

理想の結婚があるならば、理想の離婚というものもあるのでしょうか。

一般的には、離婚しないで結婚生活が続くことが理想なのでしょうけれども、
色々な事情で離婚を選ぶ場合、やはり、その良し悪しというものはあると思います。

私が常日頃感じていること。

それは、
離婚するためにも別れる相手との最低限の信頼関係が必要だということです。

結婚と同様に、(あるいはそれ以上に)離婚をする場合、
二人で決めなければならないことがたくさんあります。

しかも結婚の時とは違って、かなりタフな交渉が必要です。

「新居をどこにしようか」とか「結婚式は誰を呼ぶ?」なんていう、楽しい決め事ではないのです。

お金のこと、住まいのこと、お子さんのこと、親戚や交友関係のことetc

お互いの要望を出し合って、協議をして、妥協点を見つけて、決めたことはきちんと実行する。

そういう交渉をするためには、相手とコミュニケーションをとることが必要です。

人として一定程度の信頼がなければ、そもそも交渉というのは成り立ちません。

深刻なDV事案など、相手方と交渉すること自体がリスクを伴う場合には、
相手方と絶縁することが最優先になるので、
条件交渉はなかなか難しいことも多いです。

着の身着のままで逃げてきたDV被害者の方の場合、
身の安全のために、荷物を取りに帰ることもままなりませんし、
共通の知人、友人との交友関係も絶縁せざるをえません。

本当に理不尽なことだと思います。

そこまで深刻ではないケースでは、
交渉をスムーズに運ぶためにも、
離婚に至る過程で互いに最低限の信頼関係を修復することが
大切だと感じています。

例えば、別居後、出て行った夫(妻)宛の年賀状が届いたら転送してあげる。

そういう気持ちになれるかどうか。

そんな気持ちには到底なれない!という方も、それは当然なんだと思います。

自分の気持ちや生活にある程度の余裕がないと、そういう気持ちにはなれないですよね。

相手のせいで自分が不幸になったと感じていると、
なかなか前に進むのが難しいかもしれません。

だけれども、できることなら元の妻や夫に対して、
小さな配慮や親切をしてあげられるぐらいに、
関係が修復されればいいなぁと思います。

無理にそうする必要はありません。

ただ、自然とそう振る舞えるぐらいの余裕を取り戻したとき、

離婚のダメージから回復しつつある兆しかもしれません。

人生のある時期を共に過ごした相手のことを、
懐かしく思い出せる。
そんな風になれたら、悪くないんじゃないでしょうか。

理想の離婚。

なんだか変な響きですが、人それぞれ、
どうせ離婚するなら、理想形を追求してみるのも面白いかもしれません。

面白いだなんて!不謹慎でしょうか。

大変なことだからこそ、そこに少しの「ゆるさ」があってもいいのかも。

理想の離婚とまでは言わなくても、最低最悪の経験にならずに済むように、

お手伝いできればと思っています。

(当時の記事は以上)


もはや、離婚=悪いこと、という時代ではないように思います。

本当の自分として生きていこうとする人が増えていくほど、
必然的に、
人生の再構築、すなわち破壊と再生が起こっていきます。

離婚に限らず、解雇とか病気とか、一見、ネガティブな出来事は
次なる飛躍とセットになっているのが人生。

・・・てことは!
離婚弁護士の需要は、まだまだありますね。
とくに、人の感情をきちんと扱える弁護士は絶対必要とされると思います。

過去記事を読み返していると、
離婚案件への思いがけっこう深くて、
実は天職だったんじゃないかなぁと思えてくる今日この頃です。

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